先日、県外で仲良くなった友達を沖縄に来た時に、
「沖縄そばとソーキそばって何が違うの?」
と私に質問してきたんですね。
今まで沖縄に住んでいて今までそんなことを気にすることもなかったので正直この質問にはびっくりしました。
のと同時に、県外の人だともしかしたら沖縄そばとソーキそばの違いがわかっていない人も多いのでは?なんて思ったので、今回はこの2つの違いについて書いてみようと思います。
沖縄そばとソーキそばの違いはトッピングが違うだけ
沖縄そばとソーキそばの違いを簡単に説明すると、麺の上にトッピングされている具が違うだけです。
▼沖縄そばは、甘辛く煮付けた三枚肉
▼ソーキそばは、甘辛く煮付けたソーキ(豚のスペアリブ、アバラ骨の部分)
が上にトッピングされています。
麺とスープは同じで、トッピングされている具によって名前が違ってきます。
また、お店によっては三枚肉とかまぼこが入った定番のそばを「沖縄そば」と呼ばず、そのお店の名前で出しているところもあります。
例えば「名護そば」というお店があったとしたら、三枚肉とかまぼこ、ネギが入った定番の沖縄そばを「名護そば」という風に名前を変えているのです。
他に違いといったら値段ですね。
沖縄そばよりソーキそばの方が高い。
やはり沖縄そばは定番ということもあり、どのお店でも安めで設定されていることが多いです。
ソーキそばにも種類が2つある
ちなみにソーキそばには軟骨ソーキと本ソーキの2種類あるのを知っていますか。
軟骨ソーキとは、骨が柔らかいもので、本ソーキは、骨が固いもの。
私が子どもの頃はソーキそばといったら、骨つきが当たり前だったんですが、最近は軟骨も人気になってきている感じがします。
またお店によっては、軟骨ソーキといってもコリコリとした硬さのものから、プルプルと柔らかいものまであります。

沖縄そばは全体の呼び名としても呼ばれている
ちょっとややこしいんですが、沖縄そばは全体のそばの名前として呼ばれることもあります。
▼イメージとしてはこんな感じ
沖縄そばの種類には、ソーキそばからてびちそば、やさいそば・・・などいろんな種類があってそのカテゴリー名として「沖縄そば」があります。
なので、友達に「沖縄そば食べに行こうよ〜」と言っても、そば屋で食べるのはソーキやてびちなど違う種類のそばを食べることがあります。
沖縄そばには種類が豊富
上でも書いていますが、沖縄そばにはソーキそば以外にもいろんな種類のそばがあります。
- てびちそば
- ゆし豆腐そば
- 野菜そば
- 三枚肉そば
- よもぎそば
- アーサそば
- 中身そば
- とりそば
などなど。
野菜そばというのは、野菜チャンプルーが麺の上にトッピングされたもので、どのお店もかなりのボリューム!
野菜食べている間に麺が伸びちゃうよ、というぐらいたっぷりの野菜が乗っかっています。
他にも沖縄らしい、ゆし豆腐が乗っているそば、中身汁が乗っているそば、よもぎが麺に入っているものやアーサが乗っているそば・・など。
昔は沖縄そば・ソーキ・てびちが定番だったのに今では本当にいろんな面白いそばがあります。
三枚肉そばもあるけど沖縄そばと何が違うのか
またまたややこしい話になりますが、沖縄そばの種類には「三枚肉そば」というものもあります。
沖縄そばと三枚肉そば、具は一緒なのに何が違うの??と思いますよね。
答えは簡単です。
三枚肉の量です。
一般的な沖縄そばはだいたい2、3個ぐらいですが、三枚肉そばになるとその倍ぐらい入っています。
上にどーんと肉肉肉!という感じです。
三枚肉好きにはたまらないそばですよね。(笑)

沖縄そばとソーキそばの違いまとめ
最後に沖縄そばとソーキそばの違いをもう一度説明すると、麺とスープは全て同じでトッピングされている具が違うだけです。
どちらも基本甘辛く煮付けたものでどれも美味しくて、毎回沖縄そば屋に行くと迷ってしまうメニューです。(笑)
私のような食いしん坊のために、お店によっては三枚肉とソーキが一緒に入ったそばもあったりして、そのメニューを見たときは迷わず注文します!三枚肉そばより好きかもしれません。(笑)
ぜひ沖縄にきたときは、沖縄そばとソーキそばどちらも食べてみてください。