沖縄子育て

沖縄の伝統行事ムーチーとは?子どもが生まれると初ムーチーもある

2019年3月13日

沖縄の伝統行事の1つとして、旧暦の12月8日に月桃の葉で包んだお餅、ムーチを食べる習慣があります。

ムーチーの日が近づくとスーパーでは、ムーチーの材料となる餅粉や月桃の葉が目立つところに置かれたり、チラシにも大々的に宣伝されているぐらい沖縄では定番な行事。

お餅が売られているお店に行くと、出来上がった大量のお餅が山積みで売られていて、それを買う人たちで賑わっていたり、学校のお昼ご飯にはムーチーが出てきたり、保育園ではムーチー作りをするところもあります。

私も普段は滅多に食べないのですが、この日ばかりはムーチーを買って食べています。

そんなムーチーについて詳しくまとめてみました。

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沖縄のムーチーとは?

ムーチーは沖縄の方言で、餅のことを言います。

月桃(サンニン)の葉で包むことから「カーサムーチー」とも言われています。

*カーサ(月桃の葉)ムーチー(餅)

餅粉をこねて、砂糖や黒糖、紅芋などで味付けをして、月桃の葉で包み、蒸して作ります。

由来について

ムーチーの由来は、民話からきているのですが、その話が大人向けということもあり、現在は子ども向けにアレンジされています。

簡単にその内容を説明すると、

夜な夜な鬼になって家畜や人を食べてしまう兄を退治しようと妹が鉄釘を入れたムーチーを食べさせ、その隙に崖から落として退治する

という話になります。

▼動画もあったのでアップしておきますね。

我が子が通う保育園では、ムーチーの日が近づくと絵本の読み聞かせの時に、このような話をしているようです。

私も子ども向けの話で覚えていたのですが、初めての大人向けの話を知った時はちょっと衝撃を覚えてしまいました(^^:)

おとな向けの話が知りたいという方はこちらに書かれているので、興味のある方は1度読んでみてくださいね。

そして、この由来が元にムーチーが鬼餅と呼ばれるようになり、餅を包んだ月桃の葉を十字に結び玄関に吊るし、鬼が入ってこないよう厄除けにしているのです。

色んな種類のムーチがある

元々ムーチーといえば白色の味のないものだったのですが、現在は、紅芋や黒糖と色んな種類のムーチーが作られるようになっています。

私が子どもの頃は、白色のムーチーの方が多かったので、黒糖が当たった時は大喜びしていました。懐かしい〜。

ムーチーを月桃の葉で包む理由

何故わざわざムーチーを月桃の葉で包むのかというと、月桃には防虫、防カビ、殺菌効果がある為と言われています。

昔は、ムーチー以外にもおにぎりを包んだりもしていたそうです。

今では紅芋や黒糖などの味のついたムーチーが主流になっていますが、昔は白い味のないムーチーが多かったことから、月桃の葉の匂いが移るニオイ付けとしても利用していたのだとか。

確かに、月桃の葉は独特のいいニオイがしますもんね。

他にも、月桃の葉がいたるところに生えていたことから、手に入りやすいという理由もあったようですが、個人的にはその理由が1番沖縄の人らしいんじゃなのかなって思っています。

たまたまお家の近くにあった葉っぱで包んだらいい感じだった。実は殺菌効果があったのは後から知ったものだった。

という感じなのかな〜なんて勝手に想像しちゃいます。

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子どもが生まれたら初ムーチをする行事がある

子どもが生まれると楽しいムーチーの日がハードな1日と変わります。

それは、子どもが生まれると初めてのムーチーの日に家族や親戚にムーチーをあげる「初ムーチー」という習慣があるからです。

もちろん沖縄出身沖縄在住の私も長男次男の時は張り切ってムーチーを作り・・いや購入しました。(笑)

人によってはムーチーを全て手作りしてするところもありますが、親戚が多いと、ものすごい量のムーチーを作らないといけないので、結構の重労働だったりします。

子どもが生まれた時期がムーチーの日に近いとなれない育児とのダブルパンチで大変。

まさに長男の時がそうだったので、私は市場で大量購入をしました。

田舎の方にいくと絶対に手作り!だったり、家族や親戚以外にご近所さんにも配って回るというところもあるようで、私の友達も話を聞くと大変だったようです・・。

家族や親戚の分でも大変なのにご近所さんとなると・・想像するだけで大変ですよね。

ムーチーあるある

ムーチーの日が近づくとスーパーには葉っぱが売られている

これは沖縄あるあるの1つで、ムーチーの日が近づくとスーパーには月桃の葉が大量に売られています。

普段は滅多に見れない月桃の葉。

昔は庭などどこにでも生えていたようですが、現在はアパートやマンションに住む人が増え、簡単に手に入らなくなったことからスーパーなどで販売しているようです。

友達の話によると、ムーチーを手作りする保育園によっては、月桃の葉を各自で持ってきてという園もあるようで、その時期になると月桃野葉を探し回る親も多いようです。

我が子が通っている保育園では、お願いされることはなかったのですが、もし持ってきてと言われたら私も探し回りそうだな・・。

ムーチーは美味しいけど食べるのが難しい

ムーチーを食べたことがある人ならわかると思いますが、食べるのめちゃくちゃ難しいです。

月桃の葉にしっかりくっついているせいで、うまく剥がれず食べ終わった頃には手がベトベト状態。

子どもの頃は、あのベトベト感が嫌で親に取ってもらって食べていた記憶があります。

いっそのこと月桃の葉で包まれていない状態で食べたいって思うんですけど、それだとムーチーではないので結局は毎年苦戦しながらもムーチーを食べている私です。

ムーチーの作り方

作り方を簡単に説明すると、餅粉と黒糖を入れてよく混ぜます。

そして、少しずつ水を加えて練りこみます。耳たぶぐらいの硬さになったら、月桃の葉に載せます。

そして、しっかり包んでビニール紐でぎゅっと縛り、蒸し器に入れて20分〜30分ほど蒸せば完成です。

私が子どもの頃は全て手作りだったんですが、現在はミックス粉も売っているので昔に比べてムーチー作りが手軽にできるようになっていますよ。

今は本当に便利な時代になったものです。(笑)

 

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